今日、車を乗っているときに、トレーラーが工場にバックで入って行くのを見た。
道路からバックで入る工場の入り口は車二台分ぐらいの幅しかない。
20メーター以上あるだろうトレーラーを、その運転手さんは巧みなハンドルさばきで、楽々と一発で入れてみせた。
普通の人なら、後ろの車を待たしてるだけでも焦るのに、それを余裕で入れてみせ、さりげ無く待たしていた車の列に手を上げた。
すごいの一言だった。
これは、毎日毎日トレーラーを乗って、自分の手足のように操れるようになった努力の証だと感じた。絶対に、教習所を出て次の日に出来る芸当では無いはずだ。
僕の子供は、3歳の時から公文をしている。
毎日毎日、次男は一年半以上たった5枚のプリンを続けている。
算数の問題が一枚20〜30問、五枚で100問程だ。
これを毎日休まず続けて、今では足し算なんてスラスラ出来るようになっている。
これにも、驚かされている。
毎日毎日、同じことを少しつづ続ける事が上達の秘訣だと子供達やトレーラーのバックで、改めて確信を深めることができた。
ps.
『千日の稽古をもって 鍛となし、 万日の稽古をもって 錬となす』
「鍛」は基礎が定着するということ。「錬」は一つの道として揺るぎなく完成すること。「鍛」には千日(約3年)を要し、「錬」には万日(約30年)を要するということで、継続的な努力・精進の大切さを説いた言葉です。