百人一首の絵にもある、柳の木の下で垂れ下がる枝に飛びつこうとしている雨蛙を見てい人の絵を。
平安中期の書家小野道風は、書道をあきらめかけたい時、垂れ下がった柳の枝に、一匹の雨蛙がとびかかろうとして、何度も何度も試しているのを見た。
何度やってもうまくいかない。しかし雨蛙はくり返しくり返し飛びかかっている。雨の中、傘をさし小野道風は釘づけになって雨蛙を見ていた。
やがて大きく枝が揺れた。雨蛙がしっかと枝にしがみついたのだ。
これを見て、彼はあきらめかけていた書に励み、遂に大家となり、平安三蹟の一人として名を残した。
欧米の諺に「習慣は第二の天性」という言葉がある。
性格は習慣によって磨くことも変えることもできる。三日坊主なら誰でもできる。「継続は力なり」で、少しずつでも、コツコツと努力をする習慣を重ねれば、いつかきっと、小野道風の蛙のように、「ありたい自分」に飛びつくことができるのだ。
ps.
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